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こそだてする家を考える その②-1 おもちゃの収納方法 


こそだてする家を考える

初めまして。伊奈建築の嫁です。現在4歳になるいけいけわんぱく長女と2歳の癒し系で泣き虫の長男の子育てに翻弄されながらも、建築に携わる者としてふと感じる、「こんな家がこそだてしやすいのでは」をシリーズでご紹介しています。2回目はこちらです!

その②-1 おもちゃの収納方法 
      

 こどものおもちゃって、いつのまにか、ものすごい勢いで増えていきますよね。こどものおもちゃをどう収納するか、ママ友さんたちとの間でも、奥の深い話題の一つです。なので、長い私の文章が余計長くなってしまいそうなので、今回は「収納の方法」に絞ってお話したいと思います。

子どもの仕事は遊ぶことですから、ぜひ、「遊ぶ」ことの前後の、「出す」「片付ける」もいずれはきちんと出来る子になって欲しいなと、思っています。
我が家では、数あるおもちゃを分類して収納することにしました。

分類・・・子どもには難しい? 長女が2歳くらいまでの分類方法は、「お人形やぬいぐるみ」「音の出るお人形やぬいぐるみ」「木でできたもの」「プラスチックで出来たもの」「楽器のようなもの」といったかんじでした。 たまたま収納に使おうと思った透明でプラスチックの引き出し収納が5段だったため、分類は5分類 となっています。 
それでもあっという間に収納はいっぱいになってしまい、長女が2歳半くらいからさらにもう一本同じプラ収納を追加しました。 もう一本の収納の分類は「粘土や工作で使う小物類」「お絵かきに使う物類」「おままごとで使う物」「知育パズル・ゲーム類」「子ども用の医薬品類」といったかんじで、分類方法も子どもの成長と共に、少し高度なものもプラスされた感じになってきました。
ただ、上の子と下の子の性別が違うため、新たなジャンルのおもちゃも増えてきていますから、最近「お人形やぬいぐるみ」関係のうち、あまりにも赤ちゃんぽいものは片付けて1段あけて、下の男の子用の車関係の収納に変えました。

分類して収納することで良いことは、だいたいどこに探しているおもちゃがあるかがわかることです。あとは、物の材質の違いを肌で感じ取ってくれて、種類・用途の違いなんかをカテゴライズできるようになってくれていれば親としては嬉しいのですが・・・
そして、ちょっと良くないなぁと思うことは、お友達が遊びに来たときに、「しまわれすぎていてとっつきにくい」ことです。いろいろあるのに、引き出し収納の中にしまってあると、「遊ぶ物がないなぁ」と思ってしまうお友達が結構いるようでした。 また、引き出し収納はいっぱいいっぱいで入れると引き出しにくくなるので、投げ入れ収納のほうが子供には出し入れしやすいと思います。

その他にも、引き出し収納に入らない「大物」のおもちゃや乗り物、絵本・・・などなど、すっきり上手に収納しにくいものがたくさんあるわけなんですが・・・。恥ずかしながらわが家ではソファーの後ろに隠すように置いていたりして、理想の収納とは程遠い状態になっています。「住まい」を提案する立場ですので、現状の反省は是非ともお客様のお宅に反映させたいものです。

どのおもちゃで遊ぶかな~と様子を見ていて思うことは、子供が手にするおもちゃにも「はやりすたり」があるってことでしょうか。一度自分の中で流行ると、しばら~く同じおもちゃが登場します。そして、しばらく見向きもしていないから、もう遊ばないのかな??と思っていた物を、突然引っ張り出してきてまた遊ぶ。またそれが流行りになる・・・そんなことの繰り返しが起こっているみたいです。



ここで思うことは「おもちゃの収納方法は、子供の成長と共に変化する。」ということと「子供が見やすく、出しやすい収納がベストなんではないか」ということ、それから「子供のなかのはやりすたりに対応可能な収納方法が理想的だなぁ」 ということです。

おもちゃの収納方法はほんとうに、各家庭でずいぶん違います。
大きな大きなおもちゃ箱に全部つめこんで「夢のおもちゃ箱」のようにしている家もあれば、押入れの1区画をおもちゃ専用にして、カラーボックスや箱など色々使って収納して、使うときにはカラーボックスに入れた籠ごとガサッと出して遊ばせる家、将来子供部屋になる1部屋にとりあえず色々な箱に入れて置いている家・・・
そして、皆さん「なんだかごちゃごちゃして、すっきりさせたいんだけどね。子どものおもちゃだから仕方ないよねぇ」なんていうボヤキをよく耳にします。

大人目線で見れば、リビングにごちゃごちゃおもちゃが散らばっていたりすると、すっきりさせたい衝動にかられると思いますし、子供のことを考えれば自由に何でも出し入れして、おおらかに遊ばせてあげたいと思うでしょうし、そのあたりを上手に収納計画、間取りに取り入れることで、子どものおもちゃを収納する解決策が見え隠れしているような気がします。

次回は具体的に、おもちゃの収納場所を考えていきたいと思います。お楽しみに・・・

こそだてする家に関するご意見、ご相談は[こちらのフォームから]・・・お待ちしております。   

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