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先人の知恵、発見~屋根の意匠~


伊奈建築は、木造軸組工法ですが現代風(この表現はちょっと古いですが…)の家も、
伝統的な和風建築もどちらも手掛けております。

当社では近頃、若いお客様が多く、ご希望される家も現代風のモダンな建物が多くなりました。
割合的には現代風:伝統和風は7:3ぐらいといったところでしょうか。

そんななか、この度良いご縁があり、伝統和風の物件を手がけることになりました。
外周は土塗壁、入母屋造りの屋根の平屋建ての建物になります。

当社の作業場にも立派な材木が並びだし、棟梁によって墨付けが始まっています。DSC09082

 

 

 

今回は屋根のこぼれ話を少しばかり…

伝統和風に欠かせない、入母屋造りの和瓦をのせる屋根ですが、図面を書くにも非常に手間がかかります。
単に瓦といっても、各部によってさまざまな形、名称がついており、印象としては”ごつごつ、こってり”していますが、
単なる飾りではなく機能性もそなえており、とても奥が深いのです。

たとえば下の写真の①の部分の瓦は、「風切丸」という名称で、名前の通り、強い風を受けて屋根に風圧力がもっともかかる部分にちょうど配置され、屋根があおられるのを防いでいるものだそうです。

その他、写真の②の部分「降り棟」③「大棟」④「隅棟」については、のし瓦の上に冠瓦が乗りますが、その先端⑤には「鬼部」といって様々な意匠の鬼瓦を配します。重量も重い鬼瓦が乗る部分についても、強い風を受けた時に最もあおりを受けやすい部分と一致し、その重みで風に対抗しているということです。

風圧力などの計測技術のない古来から、弱い部分には補強をする知恵と技術があり、さらにそれが美しい和の意匠となっているという、まさに先人の知恵の結晶が、屋根のデザインの中に息づいているんですね。

無題

 

 

 

 

 

 

 

 

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