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こんなところでも低炭素


先日お友達に「親子花育教室」なるものに誘っていただきました。
アレンジフラワーが無料でできるということで、こどもにも花に触れる良い機会かなと思い、
興味津々、子供二人を連れて行ってまいりました。

案内パンフレットを見ると開催場所が「低炭素モデルハウス」とあり、
仕事柄「ん??どこの住宅会社さんのモデルハウスかな?」とパンフレットをよーく
読んでいくと、それは施設園芸のモデルハウス(いわゆる園芸のビニルハウス)のことでした。

まずはじめに市の担当の方による低炭素施設園芸の説明がありました。
これまで、ハウス内の暖房には重油を使ってきました。そこを「オール電化」に変えることで二酸化炭素の排出を減らそうという試みが、この「低炭素モデルハウス」であるということでした。

その方法は住宅業界のやってきたことに通ずるものがありました。
・ハウスの屋根には採光を妨げない工夫をした太陽光パネルをのせる
・暖房も電気を使って温める
・温めた空気を逃がさないよう、天井部分が2重構造となっている(ペアガラスのような感じ)
その他にも、蓄電設備や、温湿度や植物が光合成で出す二酸化炭素濃度などを検知して管理する、最先端技術も備えているのだとか。

愛知県は、菊の生産量が全国で1位(全体の30%)で、そのなかでも私どもの拠点である田原市が愛知県でも一番多く栽培しているとのことでした。
夜でもハウス内で灯りを照らし生育の調整をする電照菊は田原市の美しい原風景の一つでもあります。そんな中にも、環境にやさしい園芸施設が今後増えていくのでしょうか。

本題のアレンジフラワーの製作ですが、はじめ自信なさげだった子供たちも、花に慣れていない私も大興奮でした。

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ハウスの菊を自由に選んではさみで切ってきてアレンジに使えたのですから、びっくりです!
見たこともないような菊もたくさんあって、夢のような時を過ごすことが出来ました。
子供たちもそれぞれ、思い思いに花を挿していました。私はあれこれやり方を指示することはせず、とにかく自由にやらせてみました。子供たちには「楽しい」が一番かなと思って・・・。

 

 

 

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出来た作品がこちらです。桃の枝も配られたので桃の節句のアレンジに…なったでしょうか(汗)
(・・・お花の上手な方がご覧になったら笑われてしまうような出来ですが、お部屋にお花があるだけで、夢のような時を思い出して癒されます。完全に自己満足の世界です。)

 

 

 

 

私ども住宅業界も、現在はZEH(ゼロエネルギーハウス)への動きが活発です。伝統技術を守るのはもちろんですが、環境にやさしい省エネ手法を組み合わせて、心地よいすまいづくりを提案していきたいものです。

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